2007年5月21日月曜日

木場の角乗の碑

木場において筏を扱う者を筏師といわず「川並」と呼ぶらしいです。その語源については分かりませんが、いかにも江戸っ子らしい呼び名ですね。

この川並が、堀川の上で材木を扱いながら遊戯的に行ったのが、角乗の始まりと言われています。文化文政の頃にはなかば興行的に行われ、角乗の演技者も数多くおり、現在に受け継がれています。

昭和27年9月には、角乗りの技術の保存と育成を目的に「木場角乗保存会」が設立され、同11年3月には「都無形文化財」に指定されました。

毎年10月、江東区民祭りに参加、昔のままの粋な姿で一般にその妙技を披露しています。

今日、江東区民祭りに会場になる木場公園に遊びに行きました。若者のグループや小さなお子さんのいる家族連れがたくさん来ていました。角乗という伝統芸能が今も息づく木場には、新しい世代も引き寄せる魅力もあるようです。

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