まだ先週末降った雪が残る荒川の土手を散歩しました。スーパー堤防が随分出来上がっていました。さて、歩きながら思い出したのが先月末に報道された浸水時避難に関するニュースです。荒川が洪水で氾濫した場合の浸水想定区域に入っている足立区など都内10区、川口市など埼玉県内8市の住民1768人を対象に、国土交通省と内閣府がインターネット上でアンケートを実施したそうです。複雑な心境にさせる結果だったんです。埼玉県から東京都に流れる荒川が台風による大雨の影響であふれ、浸水するとの避難勧告が出ても、被害が想定される地域の住民の何と54%が自宅から避難しないと、アンケートに回答したそうです。何故?不思議ですね。手間なんでしょうかね?それとも、氾濫しても自分の家だけは大丈夫と高をくくっているのでしょうか。
幸い、わが町江東区・江戸川区の小松川エリア辺りの荒川沿いは上記の危険エリアには入っていないようです。これもスーパー堤防のお陰でしょうか。「天災は忘れた頃にやってくる」という諺を肝に銘じましょう。